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2006年12月 8日 (金)

ラストシーン

ここ二日半ほど、NIFTYの大規模なメンテナンスのため、投稿やコメントが出来ませんでした。ご迷惑をお掛けしました。

さて、一昨日の水曜日(定休日)の話です。
久しぶりに映画のはしごをしました。
ひとつは「武士の一分」、もう一つは「007 カジノロワイヤル」です。
まあ、全く正反対のような映画を連ちゃんで観るのですから、横丁の靴やも変わり者です。

「007 カジノ・・」も、これまでのボンドものに比べ、ハイテク武器の見栄えより人間の内面の葛藤を描いたりして、ちょっと趣向が違っていました。これまでのシリーズの中でも、トップクラスに入る作品かと思います。

これはこれで面白い映画でしたが、もう一本の「武士の一分」、これは良かったです。
山田洋次監督の時代劇三部作のトリを務める作品だけあって、すばらしかった。

山田監督が記者会見で言っておられる、
「映画はメッセージを伝えるために作るわけではない。僕は自分が心から見たいような映画をつくっている。強いてメッセージをというなら『人生は次々と楽しい ことがおこるのではなくて、悲しいことや耐えなければいけないことの方がたくさんある。ただ、生きていれば「幸せだ」と思える瞬間が必ずあるから希望を 失っては決していけない』ということでしょうか」
というくだりをしっかりと感じさせる、ラストシーン。
じーんと来ました。

ネタバレになってしまってはいけないので詳細は省きますが、私はお勧めしたい映画だと思いました。前二作も良かったですが、本編はそれを越える感じがします。

つつましく生きる
身の丈にあった日々の生活
素朴で確かな幸せ
そんな日本人が忘れかけたものをていねいに優しく描きながら、人が持ち続けたい矜持としての「一分(いちぶん)」を強烈にアピールして問うている感じを受けました。

ラストシーンはじーんと来ます。
ぜひ、味わっていただければと思います。

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