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2015年4月 2日 (木)

演技力、そのプロフェッショナルなもの

横丁の靴やのブログなんですが

あまり靴や足のことについて書いていないような感じで

ちょっと恐縮しています。

で、今日はちょっと前に観た映画からほんの少し靴のことを

書いてみたいと思います。

その映画とは

「博士と彼女のセオリー(原題 The Theory of Everything)」

です。

Eiga_theory01_2

             映画.comより

2014年にイギリスで製作された伝記映画で、理論物理学者の

スティーヴン・ホーキング博士と彼を支え続けた元妻ジェーン

ホーキングさんの生活と葛藤を描いたものです。


監督はジェームズ・マーシュ、主演はエディ・レッドメインと

フェリシティ・ジョーンズが務めています。

第87回アカデミー賞では5部門にノミネートされ

エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞しました。


このホーキング博士を演じるエディ・レッドメインさんの演技が

ホントすごいのです。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に冒されながら

現代の宇宙理論に多大な功績・影響を与えているホーキング

博士の日常が描かれているのですが、その中で横丁の靴やが

感心したのはレッドメインさんの演技です。



身体の動きが日に日に制約されていく、そのさまを見事に

演じているのです。

手の動き、首の傾き、足の内転、声の調子などその他

本当にその患者さんが演じているようなんです。

また時間変化とともに変化していく様々な状態の変化をも

演じ切っています。

まさにプロフェッショナルな演技だと思いました。



レッドメインさんは実際にホーキング博士に会い、そして数多くの

博士のインタビューを観て博士の日常を感じ取り、その役作りに

没頭したと何かで読みました。

いやぁ、何度も書きますがプロの演技力に圧倒されました。



そんな映画の中で、靴のアップのシーンがいくつか出てきます。

左足が内転(体軸:身体の中心側に足が傾く)しているところを

映し出しているのですが、靴屋的に観ていますので少しこだわりが

あるのです。

シーン、シーンでの履いている靴の違いです。

当たり前ですが、日常に履いている靴とオフィシャルな場での靴は

違います。

最初に博士号を授与されるときに履いていたのはピッカピカに

磨き上げられたクロの一文字のフォーマルシューズ。

奥さまや子供たちといるときには、ブラウン系のカジュアルシューズ

といろいろ変化しているのですが、ふと思いました。



ホーキング博士は自分では靴は履けないわけですから、奥さまの

ジェーンさんか、または周りの誰かが履かせる訳なんですが

どの靴もひも靴(レースシューズ)でした。

この辺りに、ブリティッシュ紳士の出で立ちを感じたのですね。

普通だと履かせやすいスリッポンとかファスナー付きの靴を

考えてしまいますが、さすが!違うのですね。

時間をかけて大変でも、きちんとしっかりした靴を履かせている

そのシーンを観ただけでも「ああ。よかった(*^_^*)」って思った

横丁の靴やでした。


もちろん

映画的には元妻ジェーンさんとの縦糸とホーキング博士の研究

という横糸が見事に織りなされていて圧巻の映画でした。

いやぁ、映画って見方によっていろんな気付きがあるものですね。

これだから、映画って愉しいんですよね。

※ホーキング博士は、「人工知能は人類の最良であり最悪にもなりうる」

と言っておられます。今、世界中でこのAIに関していろんな話が出て

いますが、どうなるのでしょうか?

映画「ターミネーター」を思い出してしまう横丁の靴やでした。

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