こんな人もいます。

横丁の靴やの場合、この頃

お仕事の話は、当店サイトの「雑記帳」というところに書くようにし、
日常生活や自分の感じたことは、このブログに書くようにしています。

で、本来は当店サイト「雑記帳」に書こうかと思った話なんですが、どうもこちらの方がよいのかなという直感で、こちらに書き込みます。

おかげさまで、今日は朝から、いろいろなお客さまにお越しいただきました。
とりわけ、外反母趾やらリューマチやらでお悩みなのお客さまも多く、神経を使いました。

それは、普通のおみ足以上に気を遣うからでもありますが、お客さまとご相談しながら、その方が少しでも快適になれる靴と履き方、それにプラス今後の変化を予測し、それへのマージンを見ながら靴をおすすめする必要があるからです。
今がよいだけではなく、その後どのように変化するかも考えなくてはなりません。
そんな作業というか見立てを瞬時のうちにしながら、お客さまのご要望をお聞きしていくわけです。

とても疲れますが、お客さまが「うれしい」「気持ちいい」と言われてお買い求めいただくと、こちらもとてもうれしいものがありますし、疲れも吹き飛びます。

そんな中、一組のご家族がおいでになりました。
何でも、小学校3~4年生くらいの女の子なんですが、外反母趾だから観て欲しい、と来られたのです。
早速、足を見せていただき、触って状態を観て、計測をしました。
ほんの少し、母趾が外反気味ですが、そんなにすごくはありません。
関節の可動域も充分にあり、ましてまだ成長のさなか。

きちんとした「靴」をきちんと履いて普通に生活していれば、そんなに心配するほどではないのだろうと判断し、そうお話ししようとしました。

すると、父親が
「うちの子はアーチが落ちていて扁平足だし なんやかんや」と言い出します。
アーチを観てもきちんとしています。
「そんなになってはいませんよ。それよりも靴と靴の履き方を変えましょう」と申し上げました。

かなり細い足でなかなか合いそうな靴がない足をしていました。
ぶかぶかの靴で、脱ぐときも反対の足で突っかけて脱いでいる始末。

「まず、その足にきちんと合う靴を履いて、しっかりベルクロなりヒモを締めるようにしましょう」と言いかけたのですが。

まったく人の話を聞いていません。
「じゃあ、普通の運動靴履いてればいいんだね」とか。。

「そうではなくて、おみ足が細いですからそれに合う靴をおすすめします。それをしっかり履くようにすることが大切ですよ」と申し上げても、まったく理解されず、反応なし。

両親の履いている靴をちらっと見ても、両方ともヒモ靴なんですが適当にしばってあってそのまま脱ぎ履きをしている様子。
きちんと靴を履く習慣がないんだろうなと思いながら、もう一度
「外反母趾はそんなに心配するほどではないと思いますよ。それよりもちゃんとした靴と履き方をしないと、靴の中で足があちこち動いてしまい、かえってそれが良くない結果を生みだしますよ」と申し上げました。

でもでも、反応なし。
「じゃあ、そういう靴を見せて」とか「どうればいいの?」というお言葉もありません。ずーっと黙ったきりです。
何しに来たんだろう、この人達って感じです。

しばらくしたら、何か言いながら帰って行く感じになりました。
ああっ、やっぱり通じなかったか、と思いながら、まあしょうがないわなと諦めて見送りました。

すると、その奥さんがきびすを返してこちらに来ると、
「お医者で外反母趾って言われたから、わざわざ○○(となり町です)からこちらに来たのにあの態度は何なの」と一気にまくし立てて帰って行きました。

それなら、最初からそのように言えばいいじゃん。
そうすれば、
「ご心配は分かりますが、これくらいの曲がり方(って云ってもほんの少しです)なら、きちんとした靴で保存療法的にインソールなども加工してちゃんと履いて生活していれば、大丈夫かと思いますよ。後は先生に見てもらってくださいね」
というお話しも出来ただろうに、と思うわけです。

その人達が帰った後、山田と「う~ん???だね」と顔を見合わせました。

きちんと話をして相談しようって気がないんですね。
一方的な思いこみだけで相談もする気もないんなら、「うちに来るなよ!」と云いたい心境でした。
こういう人は疲れます。
また、この家族はどこに行ってもこんな調子なんだろうかと心配になりました。

こんな話は商売屋としては書かない方がいいのかも知れませんが、やっぱり違うことにはきちんと反対しなくてはと思い、書いた次第です。

愚痴みたいになってしまいました。すみません。

この下に、自分のアホさ加減に気がついた横丁の靴やの自己レスがございます。ぜひ、そこも読んでやって下さいませ。

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高齢者の靴

今日はアカデミックなセミナーに行ってきました。

東京都老人総合研究所の楠本先生のご講演です。
演題は「高齢者の靴を考えよう」というものです。

いやぁ、とっても勉強になりました。
詳しいことは、後日当店サイトにてアップしますが、今の日本の現状、例えば「老齢者」と呼ばれる人々の数とかその老人医療費の金額のすごさとか、知らなかったことをいっぱいお聴きし、ちょっとショック状態でした。

もうほんの少し(2013年頃)で、老齢者(65才以上)の方々が四人に一人の割合に達すること。そして、その医療費が日本の国家予算のかなりの部分を占めるようになることなど、聞いていると ・ ・ ・ ・

そんな状況のなか、国の施策が「介護予防」、つまりPPK(ぴんぴんころり)に変わってきたこと。
PPK(ぴんぴんころり)で寿命を全うするためにも、寝たきりにならないことが肝要。そのためには、つまづかない、外出できる、自分でなるべく何でもする、などなど。

ポイントは天寿を全うするまでのQOL(生活の質)を高めることの重要性。そのことをしっかり説いておられました。
また、きちんと歩ける人ほど長寿であることも力説されていました。

そのためには、家の外に出て行く「靴」がとても重要なこと。

それらを、実際にリサーチされたデータを基に解き明かされました。
当店のめざしている方向が間違っていないことの再確認にもなり、とても有用でした。

うーん、「靴」ってこんなにも大事なんだと、あらためて思い知らされました。

(文責:横丁の靴や おさだ)

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人の足って、おもしろい。

明日のMBTウォーキング講習会のために、国際インストラクターである間(はざま)さまとトレーナーの志村さま両先生が夕方当店にお越しになりました。

お店で明日の打ち合わせをしたあと、近所の美味しい店に出かけ、4人で食べながら飲みながら(横丁の靴やは運転のためウーロン茶です)、いろんな話をしました。

間さまから、日本人と欧米人、特にヨーロッパの人々との足の違い、骨格・筋肉・靱帯を含めた作り・動きの違いが立ち方、歩き方、強いては生活の仕方にどのような影響を及ぼすかというようなお話をお訊きしました。

いやぁ、おもしろかったです!!
人種が違うとこうも違うものなのか!という発見に驚きでした。
知らないことを知るってことは、ホント刺激になりますね。
明日の講習会が楽しみです。

明日早いので、これで寝ます。
おやすみなさい。。

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お手入れ次第で・・・

昨日は「大寒」だったそうで、ヤッパ寒かったですね。まだまだ寒さは続くとのこと、皆さま、くれぐれもご自愛下さいね。

ところで、我が店の愛車ですが、今年で8年目に入ります。
今のところすこぶる調子が良く、ありがたいかぎりです。

昨夜、お店を閉めて「サンクスレター」を投函しようと、郵便局に出向いたところ、その駐車場で、

Oddometer 車の「オドメーター」がジャスト6万㎞を指しました。
「おおっ、やった!!」なんて、たわいないことで感動し写真を撮っていた横丁の靴やです。

日本の車ってホント丈夫ですよね。
諸外国では、6万㎞なんて新車と一緒だそうです。7年ちょっとで6万㎞が多いのか少ないのか分かりませんが、横丁の靴や、まだまだこの車に乗るつもりです。

そのためには、メンテナンスは大事ですよね。
定期的なオイル交換やタイヤの空気圧調整など、こまめな点検が車を長持ちさせます。

靴も一緒ですね。時々汚れを落としてクリームを塗ってあげる、それだけでも持ちはうんと違ってきます。

それと、一足を毎日履き続けないこと。休ませてあげることも大事です。休ませている間に、溜まった水分を放出し、型くずれを防ぐことも出来ます。

靴の手入れって簡単なんですが、最初はなかなか分からないものかも知れません。
そんな時は、お店にいらして何でも訊いてください。

快足楽歩カンパニー  おさだウイズ店
http://www.osada-with.co.jp/index.html

あなたの大好きな靴を永く大事に履いて欲しいものです。

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加水分解

今日は、靴のお手入れに関する話です。

この頃、PU(ポリウレタン)ソールの靴の不具合が持ち込まれることがあります。
底がひび割れたり場合によっては縫い目からパックリ裂けたりします。また、スニーカータイプのものですと、ぼろぼろと剥がれ落ちたりすることもあります。

Kasuibunnkaiこれは「加水分解(かすいぶんかい)」といいまして、ポリウレタンが水分と結びついて分解してしまう現象です。現在の技術では、どうにも防ぎようがないようといわれています。

ポリウレタンは高い弾力性と滑りにくいという特性を持つ素材ですが、湿気の多いところに放置しておくと化学変化を起こしやすく、亀裂・剥離に繋がることがあります。

簡単に言うと、減りにくく滑りにくい、とてもよい素材なんですが、ちょっと湿気に弱く、お手入れや保管状態によってはバクテリアに喰われてしまうよ、ということです。

加水分解で壊れたソール、そして、履いているものと履いていないものを比べると、大事に?して、靴箱などに入れっぱなしのものほど起こりやすく、頻繁に履いているものの方が起こりにくいようです。

ですから、よく「大事にしてほとんど履いていなかったのに、こんな風になってしまった」と言われることがあるのですが、逆にきちんとお手入れしてどんどんお履きいただいた方が長持ちすると言えます。
この加水分解はおおよそ5年位を目途に発生しはじめると云われています。

よい状態で永くお履きいただくには、
・雨などで濡れた時にはソールなどを拭いて湿気を取っておく
・保管する時には靴箱(結構湿気が多い)などに入れず、風通しのよいところに
・時々は履いて、きちんとお手入れをする
これらをされるだけで、かなり持ちが違ってきます。

皆さまの大切な靴を永く保つためにも、ご留意いただけるとよろしいかと思います。

なお、当店で扱っています Finn Comfort や Natural Feet なども加水分解は起こりえますが、ソール交換(有償)することによって、また更にお履きいただけます。

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もしもに備えて・・・

昨日、自宅の火災保険&地震保険の更新でした。

地震保険の料率が、来年からまた上がるとか。。
愛知県を含め太平洋側7県で大幅アップ。福井や兵庫のように50%近く下がるところもあり、全体的には7.7%の下げとのこと)

うーん、頭が痛いですね。
やはり入っておかないと、何かの時にはとても困ったことになるし。。

保険屋さんに聞いてみると、新規加入率はかなり上昇しているそうです。
それでも、料率アップということは、近いのかな?(東海・東南海・南海)と思ってしまいます。

いずれは来るようだし、それなりの準備や覚悟をしておかなければ・・・


もしもの時に備えての話なんですが、
非常袋だけではなく、靴の用意もきちんとしおくと良いですよ。
パニックになったとき、履きよい靴がなくてスリッパとか突っかけ、最悪の場合は裸足で災害現場に放り出されると、大変なことになります。

ガラスの破片は言うに及ばず、いろいろな障害物などが待ち受けています。動けなければ、とても危険なことになるのは火を見るよりも明らかですよね。

R0011611 非常用としては、ソール(底)がしっかりしていて、覆っている部分が多いものがよいと思います。プラス、すっと履けるものがイイです。

(写真の靴は参考です)

普段、すっと履けるものはあまりよくないよと言っている横丁の靴やですが、こういう靴は別。緊急時用の靴はかぶりが深くても、すっと履ける靴!

用意をしておいた方がよい時が、近づいているようです。
皆さまも、備えの再点検を!

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靴の履き方

昨日、うれしいことがありました。

ご家族連れでお越しになった若奥さまからのひと言です。
「子供が靴を履くときに、きちんと座って履き口を大きく開けて足を滑り込ませるようにしてからベルクロを留めるようになったんですよ」

当店では、大人も子供も、靴をお求めいただくときにはその履き方からきちんとお話しさせていただいています。
特に、靴のかかと部分は絶対に踏まないようにお願いしているのですが、なかには忙しさのあまりヒモやベルクロ(マジックテープ)をほどかずにそのまま無理に履いてしまわれ、かかとのホールド部をつぶしてしまわれているのを見かけます。
こうなってしまうと、いくら良い靴をお求めいただいても「履き心地」は半減!どころか、それでその靴はおシャカになったのと同じです。

それを、5才の男の子が毎日玄関で座ってきちんと靴を履く。
そして、周りのお友達にも「靴のかかとって踏んじゃいけないんだよ。踏むとその靴、終わりになっちゃうんだって。靴やのおじちゃんが言ってたよ」と教育?してくれる。

うれしいですね。。
まだ年端もいかないお子様が、きちんと靴を脱ぎはきしてくれて、その意味を分かってくれている。
こういう子たちが増えてくれば、日本の靴文化も少しずつよくなるよねぇ、とひとりほくそ笑んでしまいました。

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メンテナンスと思いやり

ここ一週間ほど、車のドアミラー、調子が悪かった。
助手席側のミラーが開閉しなくなっていて、少し不便だったのが、昨日とうとういかれてしまった。
急に、「ギーギー」「ジージー」とかバウンドすると「ギュワッ」なんて異音が出るようになった。
運転には支障ないのだが、とにかくうるさい

ディーラーに持ち込むと、「あっ、ミラー内のギアがいかれてますね」とのこと。
修理の見積もりをしてもらうと、「ちょっと高いですよ!」と脅されてしまった。
高いのなら、線(電線)を切ってもらってそのまま乗ればイイかなんて思ったら、見越したように「おさださん、線切っておくだけだと、コレ、モーターでロックしているので、高速走ると風圧で閉じてしまってアブナイですよ。。」と。

なーんだ!!
ヤッパリ直さないとまずいのかいな?!
で、いくら?
「2万6千円、です」
ヤッパリちょっと高いわ。一万円以内は無理にしても、二万円超えるとは。。
「全部交換なんです」とディーラーの担当者。
ギアだけ修理するのではなく、ミラーセットごとそっくり交換な訳です。
この頃の工業製品は、大量の同型パーツを作っているためコストダウンされているが、いざ修理となると高く付くのです。
仕方ないので、今日水曜日定休を利用して、修理に出すことにしました。

ディーラーから出て、お店まで商品や備品を積んで運ぶ途中、ラジオで古い車の話をしていた。
何でも、昭和46年頃のスカイライン2000GTを大事に乗っている方のはなしでした。
およそ35年前の車ですよね。
あの頃の、スカイライン2000GTと云えば、名車中の名車。
でも、それを35年もの間、大事にメンテしながら乗り続けられているなんて、スゴイ!

今発売されている車だと、そんなには保たないんだろうと思う。
心臓部はIC化されパーツごとブラックボックス化している。
その部品も何年間かで無くなってしまえば、そんなに永くは乗れないだろう。。

当店で扱っている靴の場合、35年は無理かも知れないが、10年くらいはへっちゃらで履けます。。
現に毎日くる修理(かかとやソール交換など)も年代物が多くなっています。皆さま、結構きれいに履かれていますね。
当店でお買い求めになるまでは、「靴なんてワンシーズンでポイッ」なんて思われていたお客様も大事に履けば長持ちすることを実感されるようになります。

でも、永く保たせるのにはちょっとしたコツがあります。
それを伝授しますね。

1.毎日履かない
一日履いたら、必ず次の日は休ませる。欲を言えば3日は休ませて欲しい。

2.かかとは絶対に踏まない
靴のかかと部は「靴の命」です。ここには、かかと芯が入っていてかかとの骨(踵骨)部分を優しくしっかりホールドする。そのために気持ちよく履くことが出来ます。

3.ヒモなどの靴は、必ずほどいて開口部を開け、それから靴ベラを使って履く
また、脱ぐときもヒモをほどいて開口部を開けて、手でしっかり持って脱いでくださいね。

この三つをしっかり守って履いていただけば、良い靴は相当に長持ちします。
ぜひ、お試しあれ。。

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この頃多いもの

皆さま、「踵骨棘(しょうこつきょく)」って知ってますか?

これは、加齢や無理な歩行・運動などによって筋膜などの結合組織が過剰に引っ張られ、かかとの骨(踵骨)先端部に棘(とげ)のような骨の出っ張りが出来るものです。
半年から3年ほどで自然に治癒すると言われているのですが、その間痛みが出て治まらない人も多いのです。

そんな時にどうするか??
R0011488_1 フットベッド(インソール=中敷き)に穴を開けて、そこに柔らかいクッション材などを埋め込んで、痛みを軽減することが出来ます。
右のようにします。R0011489_1

これで、かなりお客様は楽になります。

詳しくは、当店サイト「靴やのひとり言」コーナーに、新しく「この頃多いもの」としてアップしましたので、ぜひご覧ください。

この「靴やのひとり言」、手前味噌ですが意外とタメになります
当サイトの隠れた人気コンテンツでもあります。

当店サイトの宣伝みたいになってしまいましたが、ホントお薦めです。
ぜひ一度見てくださいな ^^;^^;
よろしく!!!

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シューフィッター失格 ^^;

一昨日の東京出張話の続きです。

その日は「アウトドア ショー」がメインでしたので、横丁の靴やはイタリア製のCRISPIというトレッキングシューズを履いていきました。
同行のヤマダは、MBTでした。
私もMBTで行けば良かったのですが、せっかくアウトドア関連の展示会だしと敬意を払って履いていったのですが。。。

帰宅したときには、かなり腰に来ていました。
昨日、ヤマダに「どうだった?」と訊いたら、「全く何ともなかったですよ。快調でした!(^^)!」と言われてしまった。

CRISPIは元々、熊野古道とか知床、白神山地などを歩くもの。
東京というコンクリートジャングルでは、路面の硬さがもろに響きます。

R0011544_1 やはり、私もMBTかストレッチウォーカー(左写真の右側)を履いていけば良かったと後悔してしまいました。

万歩計は忘れて付けていなかったのですが、恐らく最低でも2万歩以上は硬い路面の上を歩いていたと思います。

CRISPIは、とても良い靴ですがこのような場合にはちょっと不向きでした。

常々、お客様に「TPOで履き分けてくださいね」などと言っていて、これではシューフィッター失格です。大いに反省しました。。

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足と靴の話 その2

おさだウイズ店 の店頭でよくある会話です。

お客様:
私、よく2E(甲周り寸法の表示:注参照)の靴を買って履いているの。
最初はよいのだけれど、少し履いているとつま先が痛くなるのよね。
それで、3Eの靴を勧められて買ってみたの。
とっても楽なんだけれどすぐに脱げてしまい、それでいて、つま先は以前と同じように痛くなるのねえ。
私:
ちらっと見ただけですが、お客様には2E3Eの靴は太すぎると思いますよ ^^;

で、きちんとお客様の足を計測してみると、足囲(D)の足。
半信半疑のお客様に、合った靴を履いて店内を十分に歩いていただくと、ニッコリ !(^^)!
簡単なことですが、非常に間違いやすい靴選びの一例です。

お客様方が”幅の広い”と思われている靴は、ボール部という足の趾の付け根の部分が広くなっているだけのです。
でも、肝心のつま先のところは格好良く見せるために細くなってしまっている。(そうでない靴ももちろん多いのですが、現実には ・ ・ ・ )

これでは、ボール部でフィットしなくって足が前に滑ってしまい、しかも、つま先側は細くなっているので「ギロチン状態」になってしまい、各趾が圧迫されて痛くなるのです。

靴を選ぶときに大事なことは、3Eとか4Eという記号ではなく、つま先部にお客様の足趾が圧迫されないだけの「ゆとり」があって、しかもかかとと甲でしっかり留められて前すべりしない靴を探すことなのです。

注:ボール部などの位置はここをご覧ください。
また、足囲は(E)が標準とされ、6ミリ等差で大きくなると2E・3E・4E ・ ・ ・となり、細くなるとD・C・B・Aとなります。例で言いますと、23.0㎝の足の長さの場合、(D)ウイズだと222㎜、(3E)だと240㎜になります。ボール部の周囲で18ミリの差があることになります。

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足と靴の話 その1-4

またまた足と靴の話、その1の続きです。

ご質問をいただきました。
-------------------------------------------
私は扁平足なんです。
少しはアーチがあるのですが・ ・ ・
長時間の歩行・立位はつらいものがあります。
何か良い解決策はないでしょうか
-------------------------------------------

靴屋的には、我々は医師ではないので診断などということは出来ませんが、その状態の軽減を図るために(お客様が快適に過ごせるよう)、多少の調整をします。
それが、先回ご紹介したパッド装着や調整などです。

先ず、アーチの落ち込みなどを観るために、フットプリントをとったり、センサーを使って観察します。
Imgp0470 左図は、フットプリントをとっているところ。
言ってみれば、足裏の「魚拓」を採るようなものですね。

Imgp0469 右は、プリズム効果を使って、ダイレクトに足裏の状態を観察するものです。


これらを使って、お客様の足裏の状態(足底圧や魚の目、たこの状態を知ることが出来ます。

R0011526_1 ご質問にあった「扁平足」ですと、
左のようになりますね。R0011531

右の図もご覧ください。
左から、「正常足」「扁平足」「凹足(ペスカブス)」「外反扁平足」と言われています。(解剖学アトラスより転載)

これは、よくプールなどでの足跡を連想しますが、ちょっと違います。

真性の「扁平足」ってあまり多くはないようです。
見かけ上、扁平足のように見えたり(脂肪が付きすぎてアーチがないように見えたり)していることの方が多く、骨の配列が狂ってしまって「外反扁平」のようになっている例は、少ないですね。

ご質問の方も「少しはアーチがある・・・」ということなので、多分扁平足ではないと思われます。
じゃあ、何で疲れたり立っているのがつらくなるのか?
実際におみ足を見せていただいてないので、あくまでも推論ですが、合っていない靴(例えばゆるすぎる靴とか)を履いておられないかを疑います。

解決策としては、実際に扁平足であれば整形外科にてそれにあった足底挿板を処方していただいたりすることになります。
そこまででなければ、なるべく足に合った靴をお選びいただき、その靴のインソールに縦アーチ、横アーチをサポートするパッド類を入れたりして調整します。

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足と靴の話 その1-3

足と靴の話その1の続きです。

ご質問をいただきました。
どうもその内容からすると、「開張足」のご様子。

丁度アーチが落ちて骨頭が触るあたりが固くなったり胼胝(べんち:たこや魚の目)が出来、外科的加療をなされた経緯があるそうです。
これは、原因となるアーチの落ち込みを防いであげないと何度でもなります。

対策としては、落ち込みを防ぐ「メタターザルパッド」を靴の中敷きなどに取り付けることが有効です。

R0011478_2ちょっと絵が汚くてすみません。
本当はもっと繊細に加工して取り付けるのですが、極めてアバウトに書きますと、左図のようにパッド(青い部分)を加工してインソール(中敷き)に装着するわけです。

そうしますと、かなり症状は緩和されます。開張足でお悩みの方は、一度ご相談ください。

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足と靴の話 その1-2

昨日に続いて、足と靴の話その2を書こうと思っていましたが、その前に。

昨日の話に、「てっちゃん!」さんからご質問をいただきました。
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質問です!
開張足ってどんな足ですか?中足骨、骨頭ってどこの骨ですか?
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てっちゃん!さん、鋭い質問をどうもありがとう m(_ _)m
普段無意識に使っている言葉って、使い慣れている人間の間ではわかっても、その他の人達には通じない場合がありますよね。
「さんま」の話と一緒だ!(う~ん?何の話だ ^^; )

普通には、あまり骨とか「開張足(かいちょうそく)」について話はしませんよね。
簡単にご説明します。

R0011473_1 左の写真、クリックしていただくと大きくなります。
1.右下の長細い骨が「中足骨」、5本あります。
2.上の骨の先端、ちょっと太くなった部分が「骨頭」
3.左の細かい骨郡が「趾(節)骨」
片足で、26個±αの骨があります。

R0011478_1 左の図を見ていただくと、もっと分かり易いかな。。
全身で、約200ちょっとの骨があると云われている。その内、両足で約52個の骨があるわけです。
造物主(神様)がいかに、「人のあし」というものを大事に作られたか、芸術的でさえある。これを見ると、皆さまもご自分の足が愛おしくなってきたでしょ。

R0011481 左写真を見て下さい。
赤い線は各中足骨の骨頭を結んだもので、「横アーチ」と言われています。
よく見ていただくと判りますが、第2・3の中足骨の骨頭のあたりはかすかに浮いているような状態でしょう。
この横アーチが重心がかかったときなどに「バネ」のような役割を果たしているわけです。このアーチが落っこちてしまった状態が「開張足」。

こうなると、あまり重量がかからないはずの2・3の骨頭が落ちてしまい、靴底などでこすれるようになるとそこにたこなどができるのです。
以上、簡単に足の構造の話をしましたが、分かりやすくするためにかなり端折ってます。
(解剖学がご専門の方々、あまり突っ込まれないようお願いしますね)

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足と靴の話 その1

おさだウイズ店では、靴を選ぶ前に必ずすることがある。

先ず、お客様のお話(悩みやこれまで靴で苦労してきたことなど)をお訊きし、それを書き留め自分の頭にも入れる。
そして、靴を脱いでいただき、場合によっては靴下・ストキングもお取りいただいて足を観る。これは、靴選びをするときにとっても重要である。
現在の足の状態がわからなければ、その方にあった靴は勧められないから。

この時に横丁の靴やは、靴を脱ぐところをじーっと見ている。
ヒモの靴ならきちんと紐を解いて脱ぐのか、手を使って脱ぐのか?
それだけで、そのお客様が何故悩まれているのかも判ってしまうことが多い。

ヒモの靴なのに紐も解かずに「すこっ」と脱いでしまわれたり、手も使わずに「スポン」と脱げてしまったり。
要するに、ゆるすぎる靴を履いておられるのですね。
これだけで問題なんです!

ゆるすぎる靴の場合、
・靴の中で足が勝手に動いてしまい、足趾は知らず知らずのうちに脱げないように踏ん張っていて、そのためにつま先の各趾が曲がってしまう。そして、疲れの原因にもなる。
・靴の中で足が滑ってしまうために、アーチを支える力が落ち開張足の原因に。
・そうなると、アーチ(横アーチ)が落ちているので中足骨の骨頭が歩くたびに擦れてしまい、そこに大きなタコができてくる

ざっと考えただけでも、以上のような問題が生じてくる。
だから、ゆるい靴は良くないのだ。

しかし、多くの方は「ゆるい靴」が好きである。
何故か?
すっと履けれて、すっと脱げるから。。
要するに、面倒くさいのがイヤなんですね。

でも、
脱ぎ履きしやすい靴 = 足をホールドする力の弱い靴
なのである。

それでも、あなたは「ゆるい靴」をご希望ですか。。
おさだウイズ店の靴選びは、お客様にその事を伝えることから始まります。

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